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【つぎて不動産アーカイブ】
2024年7月施工|東京都足立区「ふらっと・とーと」
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使われていない建物をどうするか。
売る。
貸す。
壊す。
多くの場合、そのどれかが選ばれることが多いと思います。
今回のプロジェクトで選ばれたのは、
「地域にひらく」という使い方でした。
地域にひらかれた居場所へ
東京都足立区の「ふらっと・とーと」。
設計を担当されたつなぐばさんからお声がけいただき、施工を担当させていただいたプロジェクトです。

「ふらっと・とーと」は、子どもから高齢者まで、誰でもふらっと立ち寄れる交流の場としてつくられました。
居場所があること。
気軽に立ち寄れる場所があること。
それだけでも、暮らしや地域の空気は少し変わる気がします。
ここでは、食や会話を通して多世代が自然に交わり、新しいつながりや活動も少しずつ生まれていきます。






参加しながらつくる場づくり
この場所は、つくり方も特徴的でした。
施工の過程でワークショップを取り入れ、壁を塗ったり本棚をつくったりと、関わる人たち自身にも実際に手を動かしてもらいながら、一緒に場をつくっていきました。


完成した場所というより、関わりながら少しずつ育っていく場所。
そこが、このプロジェクトの面白さだったように思います。
建物の価値は、使い方で変わる
建物は、使われなくなったからといって、すぐに価値がなくなるわけではありません。
使い方や関わる人が変わることで、また違う役割を持つことがあります。
不動産というと、「売る・買う」というイメージが強いですが、こうして地域の可能性になっていくこともある。
壊す前に。
売る前に。
「どう活かせるか」を考えてみる。
そんな選択肢も、これから増えていったらいいなと思っています。

実際の施工や空間づくりについては、岡安建築の事例紹介でも詳しくご紹介しています。
→人が集まる場所をつくる、施工のかたち|足立区「ふらっと・とーと」施工事例


